「いちぞう句集」
        古 沢 一 三 著

平成9年から平成11年度までの作品783句が掲載される。古希も近くなり一区切りの意味で句集を作られた。
その中に
 「うちの子のもしもに重くなる父権」
 「米びつに不安なくなりパチンコ屋」
 「母さんとおでんで測る風邪の熱」
 「先に寝る妻の異変をふと案じ」
等、日常生活のなかのことがあたたかい目で詠まれている。

―――>戻る